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2017.07.18

ボーダーライン 真田濠~弁慶濠編

君の名は。 四ツ谷駅 弁慶濠 東京ガーデンテラス紀尾井町 歴史 清水谷公園 真田 真田濠

みなさんこんにちわ。

千代田区のさまざまな境界線を探索する、ボーダーライン探検隊です。

第3回目の探索地は四谷から赤坂見附にかけての外濠、「真田濠」と「弁慶濠」です。

真田濠・弁慶濠の位置

まず、それぞれの位置ですが、「真田濠」は四ツ谷駅の麹町口のあたりから南に向かって上智大学真田濠グランドまで。そこから食違見附(紀之国坂の信号からホテルニューオータニに向かう道)の土手をはさんで反対側が「弁慶濠」です。

気を付けないと頭をぶつける桜の枝

四ツ谷駅から、上智大学側の土手沿いを歩いていくと桜並木があります。

サクラは千代田区の花で、千代田区内には約3000本のサクラが植えられています。(もっと多いかと思っていました)しかしながら、放置しておいても問題のないサクラは全体の1割程度で,それ以外のサクラは何らかの対策を打たなければならない状況です。

真田濠のサクラに関しては、現時点では問題ありませんが、一緒に植えられているクロマツの枝の剪定を行って、日照を確保しないと将来的にはちょっと微妙らしいです。

3つの区にまたがる上智大学真田堀グランド

真田濠の名前の由来は、この濠を普請した大名の中に真田幸村のお兄さんの真田信之がいたからです。ほかの大名も参加していたのになぜ真田濠になったのかは謎です。

それにしても、弟は大阪城を守るために「真田丸」を作り、兄は江戸城を守るために「真田濠」を作ったというのは、すごく皮肉な巡り合わせだと思います。

上智大学のグランドですが、写真の中央より右側が千代田区、左側が新宿区ですが、手前のネットの左側あたりは港区です。つまりこのグランドは3つの区にまたがっているのです。

喰違見附から見た弁慶濠

真田濠と食違見附の土手を挟んだ反対側にあるのが「弁慶濠」です。

写真の左隣がホテルニューオータニの日本庭園なのでそこだけ見ると、

赤坂見附の交差点のすぐ近くとはとても思えません。

弁慶濠で釣りをする人々

ここの濠は他の濠と違い夏でも水が緑色に濁らず、そのためか、濠でコイ・ブラックバス・ブルーギル・ライギョなどが釣れます。(ボートでの釣りのみ)ほとんどの人はブラックバスを釣っているようです。(釣れているのを見たことはありませんが、いつも多くの人が釣りをしているので多分釣れるのだと思います)

東京ガーデンテラス紀尾井町入口のオブジェ

弁慶濠の隣に、2016年に出来たのが、「東京ガーデンテラス紀尾井町」です。

敷地のあちらこちらにいろいろなオブジェがあります。

謎のシカ

オブジェもなかなか面白いのですが、ここで一番好きなところは、敷地の中にある緑地です。

隣に弁慶濠と清水谷公園があるせいか、いろいろな生き物がいます。一番驚いたのがウグイスです。千代田区にもいたんですね。

トンボ

それ以外にも、トンボ・トカゲなどを見ることが出来ました。

ここの、オフイス棟はCASBEE(ビルの環境評価を格付けする手法。同様な評価にLEEDというものもあります)のSランクを取得していて、全体的に環境配慮が行き届いている施設だと思います。(最近はどこでもそうですが)

この原稿を書いている時期に、九段下にある昭和館に行ってきました。そこに「君の名は」(最近ヒットした映画ではなく昔大ヒットしたドラマの方)のポスターが展示してあって、「そういえば『君の名は。』(こっちは最近の映画の方)に四谷近辺が出てきたな」と思い、調べてみると今回出てきた「四ツ谷駅」「上智大学真田堀グランド」「弁慶濠」みんな出てきてました。

今月末には「君の名は。」のブルーレイも発売になるようなので、興味のある方は聖地巡礼などしてはいかがでしょうか。

おまけ 有名な階段(新宿区須賀町にあります)

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written by
tetsuji

てつじ

【好き:坂道・機械式時計・取り込んだ布団】
冷静沈着で着実な視点をもつ。
過去に両親が古書店を経営。