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2017.07.26

チルるちよだ 第3回〜アカシヤ(明石屋)〜

アカシヤ コーヒー ストーリー 喫茶店 連載

チルるってなに?

チルるとはチルアウト(chill out) の造語。直訳すると「落ち着く」「冷静になる」という意味で、まったりした音楽や空間のなかで、自分だけの時間を楽しむことをいいます。千代田区に はそんなチルアウトな場所が沢山あるんです。「チルるちよだ」で、あなただけのベストチルアウトスペースを探してみてください。

 

等身大のこだわりを随所に感じる喫茶店。

今日は大事な舞台のオーディション日。
この日のためにじっくり台本を読み込んで、何度も練習してきたから準備は万端。けどやっぱり朝から緊張していて、地に足つかず、、
どこかでひと呼吸したいなと思い、立ち寄ったそのお店は、アカシヤ。昭和48年創業で、建物自体は昭和2年に建築されたという、歴史ある喫茶店だ。
店内には常連さんの姿がチラホラ見えた。新聞を読んだりお店のお母さんと会話を楽しんだり、皆、思い思いの時間を過ごしている。歴史を感じる内装と相まって、ゆったり、まったりした時間がながれている。

私はモーニングセットを頼んだ。しっかり焼いたパンにシャキシャキのサラダ、どちらも家庭的で愛ある味だ。うん、おいしい。セットのアイスコーヒーは、深く濃厚なコクと余韻が、口の中に広がる。おどろいたのは香りだ。まるで挽きたてかと思うほど、しっかりした香りを楽しむことができた。アイスコーヒーを作る時に、コーヒーの内側と外側、両方から冷やしていく手法を用いて、味と香りを凝縮させているんだそう。

帰り際、気さくなお店のお母さんが話かけてくれ、興味深い話を聞くことができた。ここではお客さんにゆったり時間をすごしてもらうために、内装にも気にかけているそう。例えば真ん中にタイルが埋め込まれているテーブルは、開店当時、貿易センターで偶然みつけたタイルが素敵で、タイルに合わせてテーブルを制作したのだとか。自分の感性にフィットしたものを提供する。この等身大のこだわりが、長く愛される秘訣なのかもしれない。

そうだ、この後のオーディションも、等身大の自分でのぞんでみよう。

アカシヤは気持ちを落ち着かせてくれるだけでなく、こころを素直にさせてくれる、そんな場所。

 

【アカシヤ】
〒101-0033 東京都千代田区神田岩本町15−2 北原ビル
03-3251-7005
[月〜金 ] 7:00~19:00
[土]7:30~17:30
定休日:日曜日/祝日

 

コラム [どうして2つの名前があるの?]

アカシヤには2つの表記があります。「アカシヤ」と「明石家」。ちなみにどっちの表記も正解。その理由はズバリ、時代にありました。オープンしたての昭 和48年当時、店舗検索はでんわ帳が中心でした。当時のでんわ帳はカタカナ表記だったので、前の方に掲載してもらうために「アカシヤ」としたそうです。その 後「不二家」など、漢字表記のお店が流行になったこともあり、「アカシヤ→赤石家→明石家」という変貌を経て、現在に至ったのです。そんな裏話を知って訪れると、お店の歴史と、時代の断片を感じとれるかもしれませんね。

 

第3回モデル:海老原恒和さん(office shrimp)

 

「チルるちよだ」で紹介してほしい店舗を広く募集します。ご希望の方は info@chees.tokyo.jp / CONTACT ページまでお問い合わせください。

(千代田区に店舗があるお店に限ります。)

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written by
seiya

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