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2017.05.05

チルるちよだ 第一回〜神保町ラドリオ〜

コーヒー 喫茶店 神保町 連載

チルるってなに?

チルるとはチルアウト(chill out) の造語。直訳すると「落ち着く」「冷静になる」という意味で、まったりした音楽や空間のなかで、自分だけの時間を楽しむことをいいます。千代田区にはそんなチルアウトな場所が沢山あるんです。「チルるちよだ」で、あなただけのベストチルアウトスペースを探してみてください。

 

 ノスタルジックな世界への誘い(いざない)とウィンナーコーヒー。

 

今日は休日。スロースタートではじまった朝は、本でも探しにいこうかな。何か素敵な出会いがあるかもしれない・・・という事で、神保町へ。古書店を何店舗かまわっていると、細い路地にポツンと、昭和モダンな印象の喫茶店を見つけた。昭和26年創業の喫茶店「ラドリオ」だ。ここにあったのか。ウィンナーコーヒーを日本でいちばん初めに出したお店として有名で、私も名前を聞いたことがあった。

扉を開けると、いっきに昭和にタイムスリップした気持ちになった。手作りで年季のある木目に室内看板、哀愁漂う版画調のロゴが印刷されたマッチ。そして手作り感のあるオリジナルの会報。どれもノスタルジックながら、愛情溢れる素敵な空間だ。

メニュー表を眺め、私はウィンナーコーヒーを注文した。コーヒーが届くまでの間、店内の真ん中にある本棚に目を通した。この本、なんて素敵な装丁なんだろう・・・

と、注文していたウィンナーコーヒーが届いた。コーヒーの上にクリームが蓋をする感じで乗っかっており、とても愛嬌のある見た目だ。

いただきますーーーーー。 クリームの甘さと、コーヒーのコクが相乗効果となり、ストレートコーヒーとはまたひと味違う感覚だ。深煎りコーヒーのまわりをクリームでコーティングした様な舌触り。“酸いも甘いも経験した大人が楽しむコーヒー”という感じかな。

目をつむってもう一度口にふくんだ。長くこの地に愛されているラドリオの、当時の音や空気感が感じ取れた。このウィンナーコーヒーには、ラドリオの当時のヒストリーが詰まっている様に思えた。きっと創業当時から同じ味を提供し続けているんだろう。

今日は本探しに出かけたつもりだったけど、本の世界の中にいるようなノスタルジーな体験ができた。なんだか得した一日だったな。

 

神保町ラドリオ

東京都千代田区神田神保町 1-3

03-3295-4788
[ 月〜金 ] 11:30 ~ 22:30(L.O.20:00)

[ 土・日 ] 12:00 ~ 19:00(L.O.18:30)

ランチ営業、日曜営業

定休日: 祝日・年末年始

コラム[ ウィンナーコーヒーが出された理由 ]

神保町という立地から、創業当時から文化人が多く集うラドリオ。この場所での何気ない会話や打ち合わせから、

数々の文化が生まれていきました。そんな打ち合わせの際に、“コーヒーが冷めない様に”クリームで蓋をしたそうです。店長の粋な気配りからはじまったんですね。

第1回モデル:トモミさん (フワフワトーキョー)

「チルるちよだ」で紹介してほしい店舗を広く募集します。ご希望の方は info@chees.tokyo.jp / CONTACT ページまでお問い合わせください。

(千代田区に店舗があるお店に限ります。)

 

written by
seiya

せいや

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桐生出身のキーパーソン。
親しみやすくて、仲間思い。

kana

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