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2018.11.12

前向きなエネルギー!集まる福祉まつり


10月20日の土曜日、気持ちの良い秋晴れのもと、九段下のかがやきプラザと千代田区役所で行われた「福祉まつり」にChee’sも参加しました。
かがやきプラザ1階のブースを拠点に、「あなたの『癒しスポット』を教えてください」というアンケートを実施。千代田区の地図にシールを貼ってもらい、どこが・なんで好きなのか、を答えてもらうというもの。全部で50組ほどの方が協力してくださり、お礼のクッキーもすべて配り終えました。ご協力いただいた皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。

 

 

場所柄か、九段下駅周辺の北の丸公園や千鳥ヶ淵など、自然を楽しむのが癒し、という回答が多く見受けられました。また、飯田橋駅から市ヶ谷駅、四ツ谷駅がある中央線沿いの緑道や、土手になっている公園と答える方も複数いました。

「三井住友海上近くの石像。つるっぱげでおじいちゃんにそっくりだから」と話すのは、竹橋駅直結の毎日新聞社ビル内で障がい者の相談スペース「MOFCA」を開く前田さん。町と思い出を結びつける面白い視点だなーと思いました。

耳が聞こえない男性とは筆談で。普段筆談や手話などはまったくしない私は、初めうまくコミュニケーションを取ることができませんでしたが、男性が癒しスポットを貼った場所が、飯田橋駅から市ヶ谷駅の電車から眺めだと私が気づくと、「好き好き」「いいよね」という感じで、お互いに盛り上がりました。男性の表情がぱあっと明るくなったのが印象的でした。お礼のクッキーを渡すと、男性は裏の原材料表示を確認して、「添加物0パーセント、すばらしい、おいしいでしょうね」とノートに書いてくれて、笑顔で去っていきました。

 

 

かがやきプラザ前では、たくさんの団体が「フクシ★チャレンジ」と称して、体験コーナーを実施していました。まずは競技用車いすに試乗。実は初体験ではなかったので割と余裕。しかし、その隣の視覚障害体験でアイマスクをつけると、何も見えないという状態に一気に不安が。杖も手にして、介助もありましたが、何度も通り慣れた道でも怖く感じました。他にも、移動用車いすに初めて乗りました。ブレーキの外し方を教えてもらい、後ろから押してもらったり自分でタイヤを回転させる「自走」をしたりしました。歩道というのは、普段意識しているよりだいぶ車道に向かって傾いているもんだな、と実感。さっきのアイマスク体験では目印だった点字ブロックも、車いすで通るとがたがたしている。車いすの目線で見ても、お堀は水面まで見えて気持ちがよかったです。

防災を学ぶコーナーでは、消化器疑似体験や、新聞紙を使ってスリッパづくりなども楽しみました。

今回、学生さんたちの活躍もとても関心しました。

Chee’sのアンケートは、午後は共立女子大学で「千代田区子ども検定」を作成する、矢野さんと小山さんが担ってくれました。穏やかな二人のおかげでたくさんのアンケートが集まりました。

「1度に複数の癒しスポットを紹介してくださった方がいました。それから、神保町の楽器屋街の近くに住んでいる方が「ジャズ祭りが開催されているけれど、あまり知られていない」と教えてくださいました」(矢野さん)と、地元愛あふれる方々との会話を楽しんでくれたようす。さらに、「地域の人との関わりの大切さを一層深く学ぶことが出来ました。何かを追求して、一つのことを見定めるには、小さな価値観に囚われず、幅広く物事を見る目、そして感じていく心を、今後のゼミでも心がけていこうと思うきっかけとなりました」(小山さん)と、今後の活動のヒントにもなったみたいで良かったです!

小腹がすいたなー、と立ち寄った飲食コーナーでは、二松学舎大学や明治大学、法政大学など千代田区内の大学生たちが集まって作る「ちよだ学生ネット」の学生さんたちが、豚汁を販売していました。二松学舎大学のボランティアサークル・ブルーバードは普段、アフリカの民芸品を仕入れて販売するほか、海外支援や東日本大震災の被災地に行って、農業や漁業の手伝いもしているそうです。「地元の人と話すと、おばあちゃんがやさしい。ボランティアは癖になる」とコメントしていました。一方、同じく二松学舎のボランティアサークルのグリーンワークスは、「活動は千代田区に還元できることが目標。区には高齢者が多いので、高齢者と一緒にできることを」と話す。高齢者と一緒に、ファーストフード店のマクドナルドに行っておしゃべりする、という若者ならではの発想だと目からうろこでした。

 


天候にも恵まれた今年の福祉まつり。あらためて、参加者も出展者も、あるがままに、精いっぱい楽しもうという前向きなエネルギーがたくさんある場所だなと思いました。
アンケートも、知らなかったことを教えてもらったり、共感したりと、会話自体がとても楽しかったです。
アンケートの終盤、答えてくれた80歳前後の姉妹。神田から国会議事堂までも歩いてしまうという健脚の持ち主は、「千代田区はどこもいいところばかり!」とカメラに向かってVサインをくれました。

 

 

*おまけ:同日、福祉まつり会場を抜け出し、神田地区で行われていた「神田・日本橋ワイン祭り」にChee’s隊のお父さん・まささんが参加。偶然にもChee’sカラーの黄色のホルダーを首にかけ、ワイングラスを手にした人々が界隈をうろうろ…。チケットは完売で大盛り上がりだったそうです。福祉まつり後は、そーこ、いのっちも日本橋まで行き、小学校跡地のワイン畑や試飲会を見学して、ジビエとワインで打ち上げしました。

 

written by
inocchi

inocchi